会社案内

法人名 特定非営利活動法人エミネクロス・スポーツワールド
設 立 平成16年9月
所在地 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-35-16 アドブルビル2F
連絡先 TEL : 03-5459-1572  FAX : 03-5459-1573
E-MAIL :npo-info@eminecross.com

理事長挨拶

辻秀一

従来の日本におけるスポーツの概念は、体を育てるための手段として、あるいは勝利至上主義の実践の場としてとらえられていることが少なくありません。私はこれらの現状を悪いとか間違いであると否定するつもりなどは毛頭ありません。しかし、このような「体育」や「勝利」というコンセプトでは、スポーツが人間を豊かにするという本来の人間固有の文化的価値には至れないとわたしは考えています。

体を動かしたい本能は動物もあります。その証拠に人間を始めとして動物は動く物と書くのですから。ただその本能を満たすために体を動かし体を育てるのであれば、それはただ動物的な活動と言えるでしょう。勝利についても同様です。動物は餌をめぐって勝とうとします、メスをめぐって、陣地をめぐって勝とうという本能があります。つまり、種の保存のために勝とうとする本能がやはり動物である人間にも存在しているのです。その本能に従い種の保存ではなく、欲のために闘って勝ちたいのはしかし人間だけです。このような動物の本能に基づく活動だけでは人間としての豊かにつながる文化とは到底考えられないでしょう。

体を育てることや勝利を目指すことがいけないと言っているのではありません。それしか考えていないのであれば、それは人間としての活動と呼ぶには不充分だと言いたいのです。この概念からスポーツが脱することができない限り、スポーツを人間固有のQOL向上のための豊かを私たちにもたらす文化的活動には到底なりえないのです。

その証拠に日本では体育の日と文化の日が区別されて別物だと考えられているのです。そもそも文化とはカルティベイティブというフランス語系のラテン語で耕し豊かになるという活動の総称です。この定義に基づいて考えるとわたしが文化だと思う人間固有の活動は、仕事、教育、料理、ファッション、芸術、祭り、そしてスポーツです。動物との違いです。そのすべての始まりは遊びです。プレイ、PLAYです。Play the Musicですし、Play Sportsです。根幹の考えはPlay Lifeなのかもしれません。人間はPlayする生き物なのだとわたし思っています。ただ生きるのではなく、豊かになるためにPlayして生きるのです。それが文化なのではないでしょうか?

わたしどものNPO法人では、スポーツの文化性、人間固有の活動としての価値、を創造し、新しいスポーツの在り方を日本から世界に発信するべく誕生し活動しています。キーワードは元気・感動・仲間・成長です。それに繋がる活動をさまざまクリエイトして実施していきたいと思っています。これからもNPO法人エミネクロス・スポーツワールドをよろしくお願いします。

NPO法人エミネクロス・スポーツワールド代表理事
スポーツドクター辻秀一


辻秀一プロフィール

エミネクロス代表 スポーツドクター辻秀一

1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学で内科研修を積んだ後、スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学び、1999年独立。エミネクロス代表となる。

スポーツドクター辻秀一は、スポーツ医学とスポーツ心理学をベースに、心のスキルアップを通してあらゆる人々のQuality of Life(生活の質)向上のサポートを行っています。
スポーツの最前線でメンタルトレーニング行ってきた数々の経験から体系化された"辻メソッド"は、フロー理論をもとに近年、ビジネスや、芸術、子育て、受験など、スポーツはもちろん様々な分野で活用されております。
『辻メソッド』を基盤にした人作り、社会作りにつながる活動として、スポーツの社会的価値を活かすべくコーチング、チームビルディング、モチベーション、企業セミナー・トレーニング・講演会・産業医、企業健康コンサルタント、地域総合型スポーツクラブコンサルタントなどを行なう。

著書は、「スラムダンク勝利学」(集英社インターナショナル)、「ゾーンに入る技術」(フォレスト出版)、「第二の脳のつくり方」(祥伝社)、「競技力アップのスポーツカウンセリング」(大修館書店)をはじめ多数。新刊は「新根性論」(毎日コミュニケ―ションズ)